仮想通貨のFXに特化した分散型取引所ApeX Protocol(ApeX Pro)とは何なのか、そして口座開設方法から取引方法、手数料などについて初心者にも分かりやすく順に解説していきます。
近年、中央集権型取引所(CEX)への疑念が広がっている中で分散型取引所(DEX)であるAPEXはウォレットを接続するだけで取引を開始することができるためセキュリティに不安がある方であっても安心して始めることができます。
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仮想通貨取引所ApeX Protocol(ApeX Pro)とは
ApeX Protocolは2021年12月に設立されたデリバティブ特化型の分散型取引所(DEX)で、トレードマイニング(Trade to Earn)ができることで注目を集めています。
出資者には世界2位の取引高を誇る仮想通貨取引所のBybit(バイビット)、ファウンドのDragonfly Capitalなどが名を連ねていることから今後期待されるプロジェクトの一つとなっています。
レイヤー2スケーラビリティエンジンとしてStarkware社が開発した「StarkEx」で構築されており、毎秒約10件のトランザクションと1,000件の発注・取消処理することが可能となっています。
また、独自の通貨ペアで無期限先物取引市場を構築することができるApeX eAMMというサービスも提供を行っていますが通常のユーザーはApeX Proだけの利用でも十分だと言えます。
ApeX Protocol(ApeX Pro)の特徴・メリット
APEXの特徴としては主に以下の7つです。
- 分散型取引所(DEX)である
- 本人確認(KYC)が不要
- ApeSoulによる信用システム
- UI・UXが優れている
- 日本語表示に対応
- マルチチェーンに対応している
- 2種類の独自トークンを発行している
それぞれの特徴については次で順に解説していきます。
分散型取引所(DEX)である
ApeX Protocol(ApeX Pro)は、分散型取引所取引所(DEX)であるためユーザーは仲介者を介さずに取引を行うことが可能となっています。
2023年には世界最大規模の中央集権型取引所(CEX)であったFTXが顧客資産を無断で流用し取引所の存亡が危惧されましたが、ApeX ProのようなDEXであれば資金管理の権限がユーザー自身にあるため資金の凍結や差し押さえのリスクを回避することができます。
また、第三者がトランザクションの追跡を行うことも容易であるため取引所で不正が働かれていないかを世界中の人々によって24時間監視することができます。
ApeX Proでは「不要な追加費用」「本人確認の必要性による限られたアクセス」「不完全な安全性とプライバシー」の問題がCEXにはあるとしており、Web3の世界でソーシャルトレーディングを実現させることに理念を置いています。
本人確認(KYC)が不要
ApeX Protocol(ApeX Pro)は、本人確認(KYC)が不要であるため金融仲介期間を回避することでプライバシーを保護することができます。
今日、主要なCEXでは世界的な規制強化の影響から本人確認が義務付けられているため個人情報がハッキングなどによって流出してしまう可能性がありますがApeX Proでればそのリスクを完全に排除することが可能です。
2024年時点で本人確認が不要なCEXは、MEXCとZOOMEXの二取引所のみとなっています。
ApeSoulによる信用システム
ApeX Proでは、SBT (ソウルバウンドトークン) ApeSoulを採用しています。
SBTは譲渡不可能の特性を持ったトークンで学歴の経歴証明書やイベント参加許可書として用いられている技術です。
これにより、本人確認をしていない状態であってもトレーダーの取引内容などのDID (デジタルアイデンティティ) を管理することで信用システムの構築を推し進めることが可能となっています。
UI・UXが優れている
APEXは、BYBIT及び傘下であるDavion Labsの協力を受けている背景からUI・UXが非常にBybitと酷似しておりDEXに慣れていない方であっても直感的に操作できるようになっています。
多くのDEXはAMM(自動マーケットメーカー)である一方、CEXで幅広く採用されている板取引が行える点はポイントが高いと言えます。
日本語表示に対応
ApeX Proは、DEXでありながらも完全な日本語表示に対応しているため初めて利用する方でも安心して取引することができます。
従来のDEXでは日本語対応しているところがほとんどない状態であるため、日本語表示に対応している点は大変心強いでしょう。
マルチチェーンに対応している
ApeX Proはマルチチェーンに対応した、分散型ソーシャルトレーディングプラットフォームとなっています。
2024年時点では下記7つのネットワークで入金・出金を行うことができます。
Ethereum/BNB Chain/Polygon/Arbitum One/AValanche C-Chain/Optimism/Mantle Network
特にBNB ChainやPolygonはEtherrumと比較しても低コストかつ高速処理が可能なため、よりストレスフリーな取引を実現することができます。
2種類の独自トークンを発行している
ApeX Proでは、ガバナンストークンである$APEXとリワードトークンである$BANAの2種類を発行・サポートしています。
$APEXは供給の一部が$BANAの生成に充てられる仕様となっており、同トークンを用いることで手数料割引やステーキングなどの機能を得られるようになります。
ApeX Proの独自トークン$APEX・$BANAとは
$APEXトークンとは
$APEXはApeX Proのガバナンストークンで、総供給量は100億枚となっています。
総供給量の23%はコアチームと初期投資家に割り当てられ、残りの77%は参加報酬、エコシステム構築、流動性ブートストラップ用に確保されています。
供給の一部においては、Trade to Earnとして$BANAの供給に充てられる仕様となっています。
$APEXを保有することでプロトコルのガバナンスにおける投票権を有するほか、ステーキングやプロコトル・インセンティブとしても機能します。
$BANAトークンとは
$BANAはAPEX Proのリワードトークンで、250億枚が供給される見通しとなっています。
主に毎週定期的に開催されているTrade to Earnイベントのリワードとして供給されており、$APEXに対して初期償還レート0.001での発行となっています。
分配される$BANA量は、「ユーザーが支払ったフィー」「平均LP持ち分」「アフィリエイトのコミッション」「オープンインタレスト(未決済建玉)」を元に、運営が公開している総リワードの計算式に基づいて配分が行われます。
獲得した$BANAは$APEXへの交換や$USDCへのスワップ、LPトークンの獲得などに利用することも可能です。
なお、今後の$BANAのバーン量の推移によってはガバナンスによって供給量が増やされる可能性もあるため保有に関しては状況を判断した上で決断していくのがベストだと考えられます。
ApeX Protocol(ApeX Pro)の登録・口座開設方法
ApeX Proの登録・口座開設方法は次の通りです。
「Connect Wallet」をクリックします
ウォレット紐づけに際してガス手数料が無料であることなどが記載されているため「Send Requests」をクリックします
プライベートウォレットが起動するので「署名」をクリックします
右上のウォレットアドレスを選択して「Settings」をクリックします
必要に応じてメールアドレスを登録し「Confirm」をクリックします
ApeX Protocol(ApeX Pro)の入金方法
ApeX Proの入金方法は次のとおりです。
なお、入金するパーペチュアルに応じてそれぞれUSDC・USDTに仮想通貨がスワップされる仕組みとなっているため可能な限り対応する仮想通貨を準備しておくことを推奨します。
中央右の「入金」をクリックします
ApeX Proへの入金が初めての場合には「USDCを有効にする」をクリックします
下記を参考に入金する通貨やチェーンを選択し「入金を確認する」をクリックします
項目 | 説明 |
Perpetual | USDCで取引したい場合は「USDC Perpetual」 USDTで取引したい場合は「USDT Perpetual」 |
Frome ネットワークを選択 | 入金に利用するネットワークを選択 |
アセット トークンを選択 | 入金したい仮想通貨を選択 |
金額 | 入金したい枚数を入力 |
入金金額やガス代に問題ないことを確認し「確認」をクリックします
「入金中」とポップアップが表示されれば入金手続きは完了です
ApeX Protocol(ApeX Pro)の出金方法
ApeX Proの出金方法は次のとおりです。
中央右の「出金」をクリックします
下記を参考に出金に利用する通貨やチェーンを選択し「引き出しを確認する」をクリックします
項目 | 説明 |
Perpetual | 「USDC Perpetual」から引き出す場合に選択 「USDT Perpetual」から引き出す場合に選択 |
送金先 | 出金に利用するネットワークを選択 |
アセット | 出金したい仮想通貨を選択 |
金額 | 出金したい枚数を入力 |
「引き出しを確認する」をクリックします
ApeX Protocol(ApeX Pro)に関するよくある質問
ApeX Protocol(ApeX Pro)は本人確認なしで取引することができますか?
ApeX Protocol(ApeX Pro)は本人確認不要で取引することができます。
ApeX Protocol(ApeX Pro)では現物取引が可能ですか?
ApeX Protocol(ApeX Pro)はデリバティブ取引特化の分散型取引所であるため、現物取引には対応していません。DEXで現物取引を行いたい場合にはUniSwapなどを利用しましょう。
ApeX Protocol(ApeX Pro)は安全ですか?
ApeX Protocol(ApeX Pro)は、外部監査を導入しており最新の監査情報を公式HPより確認することができるほか、スマートコントラクトはSecure3によって監査が行われています。また、ホワイトハッカーによってユーザーに不利益なセキュリティの脆弱性が確認できた場合は報奨金が支払われるバグバウンティプログラムが採用されています。
ApeX Protocol(ApeX Pro)の紹介コードを教えてください
ApeX Protocol(ApeX Pro)の紹介コードは「bonus」です。口座開設時に入力することで取引手数料5%OFFの特典を受け取ることができます。その他キャンペーン情報などは、ApeX Protocol(ApeX Pro)の紹介・招待コードを参考にしてください。
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